立憲民主党 山としひろ「パワフル日記」

立憲民主党 衆議院富山1区公認内定者
44歳 
人にやさしい政治

【一般質問】 公共データの民間開放について

2013年02月27日 | Weblog

一般質問 公共データの民間開放について

 

 政府や自治体が保有する公共データをインターネット上に積極的に公開する取り組みが始まっています。

 

質問

 行政情報をホームページで、高互換性コンピュータ言語XMLで提供することによって、二次利用できます(自由に加工できます)。行政情報に市民の情報を加えることで情報が充実し、スマートフォンのアプリに活用することができます。

 自治体がXMLを使って情報提供を進めることについて、見解を求めます。

 

要望

○  担当部課ごとに異なるファイルの形式を標準化する。

○  トイレやAEDの位置情報や観光情報など市民ニーズが高いものを、試しにオープンデータとして作成する。

○  スマートフォンが爆発的に普及していることを踏まえて、市の公式アプリを作成し、市民に有用な情報を提供する。スマホは、新たな広報戦略を打ち出すにあたって重要な役割を果たす。

○  新年度に行われる「市民意向調査」で、ICTに係る質問事項を設ける。

 


  メモ

 

オープンデータとは

 ○  政府や自治体が保有する公共データをインターネット上に積極的に公開し、企業や市民が二次利用することで新たな住民サービス、ビジネス、価値を創出する取り組み。

○  政府IT戦略本部「電子行政オープンデータ戦略」(2012年7月4日)

    ・  戦略の意義・目的

        ①  透明性・信頼性の向上

        ② 国民参加・官民協働推進

        ③ 経済活性化・行政効率化

○  オープンデータは、公開することでなく、利用することに重きを置いている。公開されたデータの量で比較するだけでなく、それがどれだけの価値を生んでいるかに注目する。

○  予算は限られており、積極的な投資をしたくてもできない。そこで、データをオープンにすることで経済や地域を活性化させることに資する。

 

XMLとは

 ○  コンピュータの言語形式のひとつ。ホームページの作成には、一般的にHTML形式が用いられてきたが、XMLはより多くのデータを蓄積、処理することができ、異なるアプリケーション間でのデータ交換ができることから、インターネット上で多面的な活用が可能となる。ネット環境の整備が進み、XMLの活用機会が広がった。

 

福井県鯖江市 「データシティ鯖江」

 ○  全国の自治体で初めて、高互換性コンピュータ言語XMLを活用し、行政情報を二次利用できる(情報を自由に加工できる)形で提供している。自由にアプリを開発できる環境を整えている。

○  ゼロ予算事業として実施。新たな市民サービスの実現や地域経済の活性化につなげようという試み。

○  市ホームページに公開されたオープンデータは23。統計情報(人口・気温)、施設情報(トイレ・災害時の避難所・AED・駐車場など)、観光情報などが掲載されている。

○  開発されたアプリは35。

・  「トイレこんしぇる」………市内の公衆トイレの所在地や障害者用の設備の有無のデータを活用した。スマホ内蔵の全地球測位システム(GPS)と連動。現在地に近いトイレを地図上に表示する。

・  観光情報サイト(ルートマップ)、Wifi利用可能マップ、AED設置場所などのアプリがある。

 

オープンデータの先進自治体

 

○  千葉県流山市

○  福島県会津若松市

○  神奈川県横浜市

 


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