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備忘録

始皇帝

2016-03-20 08:39:51 | 雑記録

 

42:28
その時R 359志後編 死せる孔明 
 
 

広島・中3自殺 冤罪型が10件も…繰り返される「指導死」 教育評論家調査

 

 教諭による不適切な指導が原因で児童・生徒が自殺するケースは「指導死」と呼ばれ、近年表面化するケースが相次いでいる。
 教育評論家の武田さち子さんらの調査では、指導死とみられる児童・生徒の自殺(未遂含む)は平成元年~今年2月に全国で61件確認された。
 具体的には「他の生徒の前での叱責」や「違反行為の発覚と疑い」などが背景にあったという。広島のケースのように、事実誤認に基づいて自殺に追い込まれた「冤罪(えんざい)型」も10件に上った。
 武田さんは指導死について、「体罰など身体的な暴力よりも、不適切な言動によって精神的に追い詰めることの方が多い」と指摘する。そのため、教諭側に「加害行為をした」という自覚がないまま、漫然と指導を続けてしまうという。
 一方、「『指導死』親の会」の代表世話人、大貫隆志さん(59)は、指導死を「学校内でのパワハラだ」と訴える。
 大貫さんによると、広島のような冤罪型のケースでは、(1)否定しても聞き入れてもらえない(2)否定できる雰囲気ではない-場合が多く、生徒は「信じてもらえない」「受け入れてもらえない」と学校での居場所をなくしていくのだという。
 近年、体罰事件が相次いで表面化した影響で、指導死という言葉は社会問題として認識されつつあるが、大貫さんは「指導が子供たちの自殺の引き金になり得ることを、現場の教諭らがリアルな危機として感じていない」と危惧する。

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