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高レベル放射性廃棄物を処分する方法が日本にはない!!【安倍自民はジャンジャン造るという】

2013-01-22 18:13:34 | 脱原発
高レベル放射性廃棄物を処分する方法が日本にはない!!【安倍自民はジャンジャン造るという】

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週プレNewsより
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■高レベル放射性廃棄物を処分する方法が日本にはない!!

衆院選で各党が争点に挙げる原発問題。
しかし、原発ゼロ、原発推進のどちらを選んだとしても厄介なのが、
すでに存在する「高レベル放射性廃棄物」の問題だ。

この処分法については、これまで さまざまな検討がなされ、
地下300m以深に埋める「地層処分」が唯一の解決法とされていた。

だが、この方法が今、暗礁に乗り上げている。

高レベル放射性廃棄物とは、
核燃料を原発で燃やすことで生まれる使用済み燃料、
そして使用済み燃料から
新たにウランとプルトニウムを取り出す作業
(再処理と呼ばれ、この一連の過程を核燃料 サイクルと呼ぶ)
から出る高濃度の廃液をガラスで固めたガラス固化体など、
放射線量が極めて高い物質を指す。

この物質の問題は、まず毒性が非常に高いこと。
円筒形をしたガラス固化体1本
(直径43cm×高さ134cm、重さは約500kg)の
放射能量は製造直後で2京ベクレル、
金属パックされた 表面の放射線量は同時点で毎時1500シーベルト。

人が近づけば1分以内で死に至るという。

そして、コレをすぐに最終処分するのかといえばそうではない。
役目を終えたばかりの使用済み燃料や出来たてホヤホヤの
ガラス固化体は表面温度が非常に高い。

そのため、前者は使用済み燃料 プールの中で数年間、
後者は青森県六ヶ所村と茨城県東海村にある貯蔵施設で
30年から50年間、最終処分前に冷やす必要があるのだ。

また、こうした高レベル廃棄物の最も厄介な点は、
数万年から10万年、人間環境から隔離しなければならないことにある。

その理由は、使用済み燃料の場合、
放射能の毒性が天然のウラン鉱石並 みに減少するのに、
およそ10万年の年月を要するからであり、
ガラス固化体の場合でも、数万年を要するためだ。

週プレNews2012-12-11 より引用
http://wpb.shueisha.co.jp/2012/12/11/15918/

■原発ゴミの最終処分法「地層処分」の現場とは?

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原発から出るゴミの処分方法に未だ明確な答えは出ていない。
特に、毒性が高い高レベル放射性廃棄物の最終処分場は、
現時点では世界のどこにも存在していないという。

フィンランドとスウェーデンでは使用済み燃料を
最終処分する巨大地下施設が建設中。

米ネバダ州ユッカマウンテンでも長らく使用済み燃料の
地層処分が検討されたが、住民の反対もあって2009年に計画が中止された。

日本でも、地層処分を最終処分法として位置づけてきたが、
処分地が決まっているわけではない。

しかし、研究が行なわれている施設はある。
それは独立行政法人・日本原子力研究開発機構が運営する
「瑞浪超深地層研究所」(岐阜県瑞浪市)だ。

ここでは地層や岩盤の性質を調べたり、地下水の流れ方を把握し、
地下深部に坑道のような空洞を安全に建設する
技術の確認作業などの研究が行なわれている。

とはいえ、この研究所には決して放射性廃棄物を
持ち込まないという協定が運営団体と地元自治体との間で定められ、
ここが最終処分場になるわけではないという。

研究所は2002年に建設が始まり、
今では地下500mまで工事が完了している。
地下300m地点では、横にのびる全長160mの坑道が広がっている。

その両脇の岩盤は、なんと6500万 年前の地層だという。
壁面から地下水が流れて濡れている箇所もある。
岩盤の裂け目から染み出てくる地下水の量は一日に700トン。
海抜200mのこの土地に穴を開けると、それくらいは普通らしい。

ここが最終処分場ではないとしても、地層処分が現実のものとなれば、
使用済み燃料からウランとプルトニウムを取り出す再処理作業で出る
高濃度の廃液をガラスで固めた「ガラス固化体」などの
高レベル廃棄物は、このような地下深くの環境で眠ることになるだろう。

ガラス固化体は、オーバーパックと呼ばれる金属容器に入れられ、
さらにその周りをベントナイトという粘土鉱物で覆う。

こうした多重バリアシステムが、ガラス固化体中の放射性物質が
地下水に溶けだすまでの時間を稼ぐ役割を果たすという。

しかし、保存期間となる数万年から10万年という
年月を想像するのは、まるでSFの世界だ。

こうした施設がそれほどの期間、処分場としての安全性を保てるのか?
テロや戦争が起こり、人間 が立ち入らない保証はあるのか?
だいいちそのとき人間はまだ存在するのか? その答えは誰にもわからない。

(取材・文/長谷川博一、撮影/町田安恵)

週プレNews2012-12-17より引用
http://wpb.shueisha.co.jp/2012/12/17/16042/

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